上石神井メンタルクリニックへの診察を検討中の方へ
うつ病かなと感じたら…
以下のチェック項目のうち、3つ以上当てはまった場合、うつ病の可能性が疑われます。
軽いうちに治療を始めることをお勧めします。
- 気分が憂うつ、ため息が増えた、朝起きられない
- 好きな事なのに楽しめない、生き生きと感じられない
- だるい、すぐに疲れてしまう
- やる気が起こらない、頭が回らない、うっかりミスが増えた
- 「自分が迷惑をかけている」という思いが強い
- ネガティブ思考になった
- よく眠れない(寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めてしまう)
- 食欲がわかない、体重が落ちた、ベルトが緩くなった
- イライラする
- 不安で不安で仕方がない
- 訳もなく涙が止まらなくなる
忘れっぽくなった…もしかして認知症?
急に覚えられなくなった、もしくは身近にいる方が忘れっぽくなったと感じたとき、「ひょっとして認知症!?」と多くの方は戸惑うと思います。
令和元年6月の厚労省の報告によると、高齢者の4人に1人が認知症またはその予備軍と言われており、今や認知症はありふれた病気と言えます。最近ではドラマ等の影響で若年性の認知症も広く知られるようになり、もの忘れの症状を発見すると、若い方でも認知症を疑う方がいるかもしれません。
しかしながら、もの忘れは認知症に限った症状ではなく、他の病気でも同様の症状がみられることがあります。例えば甲状腺という臓器の機能が低下すると、もの忘れがみられることがあり、ほかには頭に血の塊(血種)ができてしまった場合なども、もの忘れがみられます。
体の病気がなくとも、精神面の不調でも、もの忘れは増えることがあります。
たとえば、うつ病が重症化すると頭の回転が悪くなり、「すぐに思い出せない」「さっき言われたことを忘れている」といった症状がみられます。ほかに「せん妄」という高齢者の方が比較的発症しやすい病気になった場合、昨日まで元気だった方が急に忘れっぽくなったように見えることがあります。
このように「もの忘れ=認知症」ではなく、先に挙げた病気であれば、治療により改善する可能性があります。
検査をしたうえでの判断が必要になるため、心配になった際にはお気軽に当院にご相談ください。
当院で診察できるかどうか、迷ったら
次に上げる疾患は、当院で診察可能です。迷われたら、お問い合わせください。
不眠症/躁うつ病/適応障害/パニック障害/全般性不安障害/社交不安障害/強迫性障害/更年期障害/月経前症候群(PMS)/過敏性腸症候群/自律神経失調症/認知症/注意欠陥多動性障害/発達障害/統合失調症
かんたん症状チェックリスト
※一般的によくある症状だけを記載しています。ほかの症状が含まれることも、もちろんありますので詳しくはご相談ください。
- 寝付けない
- 途中で何回も目が覚めて寝た感じがしない
- 朝早く起きてしまう
↑ もしかしたら、不眠症かもしれません
- テンションが高い
- 話題が目まぐるしく変わる
- 怒りっぽい
↑ もしかしたら、躁うつ病かもしれません
職場や家庭等の環境が変わった、プライベート上での出来事の後から
- 眠れなくなった
- 食欲が落ちた
- 気分が落ち込むようになった
↑ もしかしたら、適応障害かもしれません
- 動悸が止まらない
- 息がしづらい、過呼吸になってしまう
- また発作が起きそうで心配
↑ もしかしたら、パニック障害かもしれません
- 不安な気持ちが続いている
- 汗が止まらない
- 肩や腰などが緊張している
↑ もしかしたら、全般性不安障害かもしれません
- 「恥ずかしい失敗をしてしまうかも…」という恐怖で人前に出るのが苦痛
- ひどく汗をかく、動悸がする、手が震える
- 人前に出るのを避けてしまう
↑ もしかしたら、社交不安障害かもしれません
- 手洗いを繰り返す
- 鍵をきちんと閉めたか、火を消し忘れてないか何回も確認してしまう
- 同じ事を何回も考えてしまう
↑ もしかしたら、強迫性障害かもしれません
- イライラ、気分の落ち込み、不眠
- のぼせたり火照ったりするような感覚がする
- 吐き気や胸やけがする
↑ もしかしたら、更年期障害かもしれません
- 月経前(3~10日前位)から身体面、精神面で調子を崩す
- 精神面:イライラしたり、不安、不眠、気分が落ち込んだりする
- 身体面:腹痛・嘔気、頭痛、腰痛などの症状が出現
↑ もしかしたら、月経前症候群(PMS)かもしれません
- 緊張したりストレスを受けるとおなかが痛くなる
- 痛くなると強い便意に襲われることがある
- 便秘をしたり、下痢になったりもする。
↑ もしかしたら、過敏性腸症候群かもしれません
- 動悸がしたり嫌な汗をかく
- 吐き気や下痢におそわれる
- 不安や不眠が続いている
↑ もしかしたら、自律神経失調症かもしれません
- 忘れっぽくなった
- 冷蔵庫に賞味期限が切れたものがたくさんある
- リモコンや物の使い方がわからなくなった
- 日付がわからない
- 道に迷うことが増えた
- 顔と名前が一致しない
- 「あれが…」「それが…」と具体的な固有名詞が出てこなくなった
- 料理をしなくなった、味付けがおかしくなった、献立の種類が減った
- 活動的だったはずなのに何もしなくなった
- イライラすることが増えた
↑ もしかしたら、認知症かもしれません
- 集中力が続かない
- じっとしていられない(貧乏ゆすりが目立つなど)
- 1つ別なことを言われると、それまでのことを忘れてしまう
- 物をよく失くす(失くしていた)
- 忘れ物が多い
- 約束を忘れてしまうことが多い
- 落ち着きがないと言われる
↑ もしかしたら、注意欠陥多動性障害かもしれません
- 人付き合いがうまくいかない
- 相手が考えていることがわからない
- スケジュール等の変更があるととてもストレスを受ける、変化に弱い、こだわりが強い
- 自分の言いたいことを喋り続ける、突然話し出す
- 冗談が通じない
- 会話の時に視線が合わない
- これらのことで日常生活に困難を感じている
↑ もしかしたら、発達障害かもしれません
- 見られている、情報を流されている、嫌がらせをされている
- 自分の考えが他人にばれている
- 急に何もしなくなった、部屋から出てこなくなった、お風呂に入らなくなった
- 誰もいないのに会話をしている、突然笑いだす
- 話の内容がめちゃくちゃで理解できない
↑ もしかしたら、統合失調症かもしれません
上記にあてはまらない場合でも、心配なことがあれば来院のうえご相談ください。